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【体操】〝パリ五輪辞退〟宮田笙子 ファンの声援に涙「前向きな気持ちになれた」

東スポWEB 2024年9月7日 18時16分

飲酒と喫煙行為でパリ五輪代表を辞退した体操女子の宮田笙子(19=順大)は〝体操愛〟を胸に鍛錬を積んでいく覚悟だ。

先月に閉幕したパリ五輪は主将として活躍が期待されたが、大会直前に内部通報により飲酒と喫煙が発覚。代表の辞退を余儀なくされた。約4か月ぶりの実戦となった国民スポーツ大会(7日、佐賀・SAGAアリーナ)の成年女子では、飛躍のきっかけとなった鯖江高時代を過ごした福井県代表で出場。団体の優勝に貢献した全日本女王は「すばらしい体育館で演技させてもらえたことに本当に感謝している。いろんな方々から声もかけていただいて、今後に対してすごく前向きな気持ちになれた」と声を詰まらせた。

ケガを抱えながらの戦いだったが、第二の故郷・福井への思いが宮田を突き動かした。「自分が出たいと思ったのは、福井県のみなさんのおかげ」と語った上で「自信の持てる演技を積み上げていって、今以上に大好きな体操を誰よりも楽しめるように頑張っていきたい」と力強く宣言。

パリへの忘れ物は必ず取り返す。

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