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井上尚弥のキャリアのピークは2年後か 元世界王者「33歳は実力が落ち始める年齢」

東スポWEB 2024年9月8日 7時42分

ボクシングの元WBO世界スーパーライト級王者クリス・アルギエリ(40=米国)が世界スーパーバンタム級4団体統一王者・井上尚弥(31=大橋)に今後について〝警告〟した。

専門メディア「3KINGS BOXING」によると、アルギエリは井上が防衛戦でTJ・ドヘニー(アイルランド)に勝利した試合後、自身のポッドキャスト「インサイド・ボクシング・ライブ」で「階級を上げて、より経験のある相手と戦ってきたが、まだ相手を止めている」と戦績を高く評価した上で「一撃でKOして相手をなぎ倒しているわけではないが、彼も人間であり、31歳だ。衰えていくだろう。私はいつも『33歳が魔法の数字』と言っている。選手の実力が本当に落ち始める年齢だ」と主張したという。

アルギエリの見解について、同メディアは「井上は軽量級のボクサーとして独特のパワーを持っており、ボクシング界でもっとも爆発力のあるファイターといっても過言ではない。しかし、アルギエリがいうように、122ポンド(スーパーバンタム給)で井上が一発で相手を圧倒する姿をまだ見ていない」とし「歴史的に見ても小柄でスピードのある選手は早く衰退する傾向がある」と指摘した。

アルギエリは「井上にはまだ2、3年残っている」と分析したが、カウントダウンが始まっているとも取れる。同メディアはあくまで「井上は高いレベルで戦っており、衰えているわけではない」と強調していたが、今後も〝限界説〟を吹き飛ばすパフォーマンスを見せてくれるはずだ。

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