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アントニオ猪木三回忌法要に出席の藤波辰爾 「だらしない格好してたら『バカヤロー』と怒られそう」

東スポWEB 2024年9月8日 15時37分

2022年10月1日に死去したプロレス界のスーパースター、アントニオ猪木さん(享年79)の三回忌法要が8日、神奈川・横浜市鶴見区の総持寺で営まれた。

この日はプロレスラー・関係者ら123人が出席。弟子の藤波辰爾、前田日明氏、船木誠勝の3人が法要後に報道陣の取材に応じた。

藤波は「早いですね。早いというか、まだ自分の気持ちの中に常に猪木さんいるんでね。月日を感じないですね。でも改めて法要をやると現実はこうなんだな受け止めないといけないけど」と寂しさをのぞかせつつも「リングに上がってる以上は、あまりだらしない格好してたら『バカヤロー!』って怒られそうなんでね。なるだけしっかりするようにしてます」とキッパリ。猪木さんの墓前でも「どこかでだらしなくなったら、カツを入れてください」とお願いしたという。

今回初めて総持寺を訪れたという前田氏は猪木さんの墓が、神風特別攻撃隊の創始者の一人・大西瀧治郎さんの墓の隣にあることに驚きの表情を浮かべた。「猪木さんは衰退していこうとしてるプロレス界を何とか押し上げて頑張ろうとしたし、大西瀧次郎さんは戦局を挽回したいというのもありましたし、よもや負けても日本の精神が残っていくような作戦とは何かという特攻作戦を考えたんだろうし…。二人のカルマが重なり合うって自分の中で奇特に思われて感慨深かったですね」としみじみ。「お前ら小っちゃいんだよ、すぐ生まれ変わってお前ら追い越してやるから見てろと言われてるような気はしますね。言うことなすこと全部小さいじゃねえか、と」と振り返った。

船木も「猪木さんは存在として残ってますので。いつも猪木さんの関係の場所に来ると『怖い』、そういう印象しかないです。叩かれて育ちましたので、自分にとって怖いお父さんって感じですね。死んでもずっと背中が来ますね、ゾクって。そういう存在です」と特別な思いを告白。それぞれが天国の猪木さんに思いをはせていた。

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