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【オリックス】T―岡田が現役引退 通算204本塁打の和製大砲に「ポストを提示することになる」

東スポWEB 2024年9月8日 16時7分

チーム一筋19年のT―岡田外野手(36)がバットを置く決断をした。オリックスは8日、T―岡田が今季限りで引退することを発表。近く引退会見を開く。19年目の今季は4年ぶりに開幕戦でスタメン出場を果たすも3試合の出場で4月11日に二軍降格。以降はここまで一軍昇格はなかった。

2005年のドラフト1位で履正社からオリックスに入団し、〝浪速のゴジラ〟と期待された。2010年には当時の岡田彰布監督(現阪神監督)の発案で登録名を岡田貴弘から「T―岡田」に改名すると、33本塁打で本塁打王に輝くなど大ブレーク。2017年にも31本塁打を放ち、21年には17本塁打でチームの25年ぶりの優勝に貢献した。通算204本塁打。近年は出場機会が減り、昨季で14年連続本塁打がストップしていた。

低迷期もチームの「顔役」として後輩やファンに愛されてきた和製大砲だけに貢献度は高く「しんどい時期もずっと顔役としてチームを支えてくれた。21年の優勝の貢献度も高かった。どんな形でも残ってほしいし、何かポストを提示することになると思う。顔も知られているので何でもできる」(チーム関係者)と引き続き力を借りたい考えだという。

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