日本代表ＭＦ久保建英（２３＝レアル・ソシエダード）が、〝監督目線〟で、アウェー開催の北中米Ｗ杯アジア最終予選バーレーン戦（１０日＝日本時間１１日）を展望した。
７日のトレーニング後、取材に応じた久保は「結構前から来るんじゃないかなって個人的には思ってて、相手が日本とはいえ、オーストラリアに勝っている。僕が相手の監督だったら勝ち点取って、後がないわけじゃないし、ホームで観客の前で恥ずかしい試合は見せられないし、前から行こうよって話はすると思う」との見立てを語った。
さらに「激しく前から来るんじゃないかなと。ほぼマンツー気味で、僕らの試合を見て、スリーにスリーをぶつけてくるんじゃないかなと思ってますけど」。バーレーンの立場を踏まえると、格上の日本に対して守りを固める作戦を考えがちだが、久保は逆の考え。このような可能性を視野に入れることで、試合の入りにおける想定外を防げそうだ。
バーレーンとは１～２月のアジアカップ決勝トーナメント１回戦で対戦。久保は「結構引いてて、僕らがずっとボール持って、攻めあぐねる時間帯もありましたけど、３―１で勝ってますし、失点のところで不運なちょっとかぶったシーンもあったんですけど、特にやられる感じもしなかったので、あんまり印象ないですね」と振り返った。