女子プロレス「スターダム」真夏の祭典「５★ＳＴＡＲ ＧＰ」の表彰式が、８日の東京・後楽園ホール大会で行われ、新日本プロレスの棚橋弘至社長がプレゼンターを務めた。
今年は史上最多の出場２８選手が出場。８月１０日から全国各地で激闘を繰り広げ、同３１日の調布大会で閉幕した。優勝決定戦では昨年準優勝の舞華が因縁の極悪軍団「Ｈ．Ａ．Ｔ．Ｅ．」に属する上谷沙弥を破り、初の全勝優勝を成し遂げた。
表彰式に現れた棚橋社長は「こういった賞はレスラーのモチベーションを上げていきます。これからもみなさん温かい目で、そして熱い気持ちでスターダムを盛り上げていってください。お願いします」とあいさつした。
大会前に行われたセレモニーでは受賞者が順番に表彰され、準優勝の上谷は、トロフィーを手渡されると棚橋社長に得意のあっかんべーポーズで挑発。すると、棚橋社長も同じポーズで応戦し記念撮影を行った。
トロフィーを受け取った上谷は「優勝以外、欲しくなかったんで、全然うれしくない」とマイクを投げ捨てる極悪ぶりだ。
最後は優勝した舞華が「全勝優勝しました！ 暑い夏は終わりましたけど、スターダムをまだまだ盛り上げていきます。みなさん、一瞬たりとも目をそらさず会場に来いよ！」と呼びかけた。
各賞は以下の通り。
【技能賞】スターライト・キッド
【敢闘賞】ＡＺＭ
【殊勲賞】羽南
【レッドスターズＡブロックベストマッチ賞】舞華ｖｓ葉月（８月２３日、仙台）
【レッドスターズＢブロックベストマッチ賞】岩谷麻優ｖｓ渡辺桃（８月１５日、後楽園）
【ブルースターズＡブロックベストマッチ賞】安納サオリｖｓスターライト・キッド（８月１５日、後楽園）
【ブルースターズＢブロックベストマッチ賞】鈴季すずｖｓテクラ（８月２０日、大阪）