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【AEW】オカダ・カズチカが竹下幸之介と初対決!〝横綱相撲〟で4WAY戦制し王座防衛

東スポWEB 2024年9月8日 18時32分

米国・AEWのPPV「ALL OUT」(7日=日本時間8日、イリノイ州シカゴ)が行われ、AEWコンチネンタル王者のオカダ・カズチカ(36)が、KONOSUKE TAKESHITA(竹下幸之介=29)らとの注目対決を制し、王座防衛を果たした。

竹下、オレンジ・キャシディ、マーク・ブリスコの3人を相手にした4WAYの王座防衛戦。2022年からDDTとAEWのダブル所属で、今夏の新日本プロレス「G1クライマックス」でも活躍した竹下とは、注目の初対決となった。

ゴングが鳴ると、オカダはブリスコ、竹下はキャシディを場外に排除して、いきなり両雄が対峙。オカダが竹下を手招きしてシカゴの観衆から大歓声が上がったが、ここはキャシディが割って入り、2人に猛攻を浴びせる。4人が入り乱れる王座戦は、ブレーンバスターでそれぞれ投げ合う激しい展開に。注目のファーストコンタクトは7分過ぎだ。場外に落ちたオカダとキャシディの2人めがけて、竹下が豪快なトペ・コンヒーロを発射。すかさず、不敵な表情で観衆をあおった。

さらにリング上でオカダがブリスコ、竹下がキャシディをそれぞれジャーマンで投げ飛ばすと、ついに1対1の攻防が実現。余裕の笑みを浮かべたオカダは、竹下とエルボーの打ち合いだ。途中から竹下のエルボーを受けて立ったオカダは、ドロップキックをぶっ放す。続けてレインメーカーを見舞うが、これをかわされ、ブルーサンダーボムで叩きつけられた。

ヒザ蹴りこそかわしたものの、強烈なキックをくらって場外に転落。だが、挑戦者3人がつぶし合いに入った隙にブリスコにエルボードロップを投下すると、中指式レインメーカーポーズだ。ここで竹下のビッグブーツ、キャシディのパンチを浴びて、またも場外に落とされた。

このチャンスに竹下は流血したブリスコにヒザ蹴りを叩き込んだが、3カウントは奪えない。続けてキャシディにフィニッシュ技を仕掛けるも、ここでオカダが素早くリングイン。竹下を場外に排除すると、ブリスコにはレインメーカーだ。続けてリングに入ろうとした竹下を、ドロップキックで叩き落とした。残るキャシディに再度のレインメーカーをぶち込み、3カウントを奪った。

さすがの試合運びを見せて、5度目の防衛に成功。〝横綱相撲〟で竹下らに貫禄勝利したが、敗戦に納得していない表情の竹下はドン・キャリスとともにオカダをにらみつけた。2人が対峙した際には観衆から「ホーリー・シット(超スゲー!)」のチャントも上がっただけに、オカダvs竹下のシングルマッチが待たれるところだ。

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