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【AEW】ブライアン・ダニエルソン王座初防衛も…BCCから〝ビニール袋葬〟の裏切り襲撃

東スポWEB 2024年9月8日 20時32分

米国・AEWのPPV「ALL OUT」(7日=日本時間8日、イリノイ州シカゴ)が行われ、AEW世界王者のブライアン・ダニエルソン(43)が、ユニット「ブラックプール・コンバット・クラブ(BCC)」からまさかの裏切りにあった。

8月25日の英国・ウェンブリースタジアム決戦でスワーブ・ストリックランドを破り、同王座を初戴冠。V1戦では「ジ・エリート」のジャック・ペリーを迎え撃った。試合途中にエリートのヤングバックス(マット&ニコラス・ジャクソン)が介入したが、BCCの仲間、クラウディオ・カスタニョーリとウィーラー・ユウタが現れてブライアンを救出。最後は「イエス!」チャントを浴びながら、ブサイクニーを叩き込んでベルトを守った。

ところが試合後、突如、キルスイッチ(ルチャサウルス)が登場してブライアンにヘッドバットをくらわした。さらにAEW世界王座挑戦権を持つクリスチャン・ケイジが、軍団とともに花道に姿を見せたが、BCCの仲間で前IWGP世界ヘビー級王者のジョン・モクスリーが立ちはだかった。さらにカスタニョーリ、PAC、ユウタも現れてブライアンの盾となった。

クリスチャン軍は引き下がり、ブライアンはモクスリーと抱擁して5人で勝どきを上げた。大団円に終わると思いきや…何とカスタニョーリがブライアンにエルボースマッシュだ。世界王者があっけにとられていると、モクスリーがブライアンに背後からビニール袋をかぶせて窒息させる卑劣な攻撃。女子のマリーナ・シャフィールもBCCの加勢に上がる中、ユウタはこの反逆に加担していないのか「ノー! ノー!」と悲鳴を上げながら止めに入ろうとしたが、PACがこれを制止した。

この間も〝ビニール袋葬〟にあったブライアンは、そのままぴくりともせず失神…。ユウタとAEWのメディカルスタッフが駆け寄り、酸素ボンベが装着されて、緊急搬送された。あまりに凄惨なシーンには、名実況で知られるジム・ロス氏が中継内で「ひどい! 胸くそ悪い!」と吐き捨てたほど。突如訪れたBCCの内紛劇は、新日本プロレスのリングにも影響を及ぼしそうだ。

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