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【阪神】岡田監督 連勝ストップ…佐藤輝の痛恨エラー責めず「まあ全部は勝たれへんからな」

東スポWEB 2024年9月8日 21時13分

阪神は8日のヤクルト戦(神宮)に3―5で敗れ、連勝は5でストップ。広島、巨人の上位2チームも敗れたため、順位、ゲーム差に変動はなかった。

0―2と2点ビハインドの3回一死無走者から、三塁・佐藤輝がイージーなフライを落球すると、先発・西勇はここから崩れ、沢井に3ランを献上。ゲーム序盤で大量5点のビハインドを背負ってしまったことが敗戦に直結した。

試合後の岡田彰布監督(66)は「まあ全部は勝たれへんからな」とサバサバ。失策を犯した佐藤輝や、それをカバーしきれなかった西勇を責めることはせず「(午後)6時からゲームしとったら勝っとったな。なんで5時から(プレーボール)やったんやろ」とジョークを飛ばす余裕すら見せた。

デーゲームで巨人、広島が敗れたことを受けてから始まった一戦。〝独り勝ち〟を狙いたい気持ちが空回ってしまったのかもしれない。「上が2つ負けてんの分かっての試合やからな。複雑や」と痛み分けの一日に虎将は苦笑いを浮かべる。

森下の13号2ランで、2―5と3点差に追い上げたが、勝ちパターン継投陣を無理に使おうとはせず、6、7回のマウンドは岡留&富田の左右若手投手に託した。見事にベンチからの期待に応え、無失点でリレーした2人を「おーん。アイツらちゃんと抑えとるからな。余計やんか。なあ、ちゃんと無理せんとな」と指揮官は称賛した。

V争いが激しくなり、各球団の指揮官も中継ぎ陣の酷使を余儀なくされているが、百戦錬磨の老将が率いる猛虎にはまだまだ余力がある。

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