阪神・佐藤輝明内野手（２５）が、８日のヤクルト線（神宮）で、失点につながる痛恨の失策を喫した。
２点ビハインドで迎えた３回だった。一死から長岡の三塁ベース後方のフライを追いかけるも、頭にぶつけて落球。まさかのプレーに球場は騒然となった。さらに先発・西勇が、続く村上に四球を許し、沢井のプロ初本塁打となる１号３ランを被弾。今季２３個目のエラーは、今月３度目の失点につながるプレーとなった。この日は午後５時試合開始開始。その影響を問われるも、「特にないですね」と首を横に振った。
また、５試合連続安打を放つなど絶好調だった打撃も、この日は無安打と苦しみ、７回の中飛に倒れた後には思わず悔しさを爆発させた。球場を引き上げる際には、三塁席に詰めかけたファンから歓声で後押しされ、「テル頑張れよ～」とのゲキも飛んだ。
チームは２―５で敗れ、連勝を５でストップ。１０日からは本拠地・甲子園に戻り、ＤｅＮＡ、広島、ヤクルトとの７連戦に臨む。虎の背番号８は、「（切り替えて）頑張ります」と言葉に力を込めていた。