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【阪神】西勇輝が5失点で6敗目 拙守に泣かされるも「ミスしたらカバーするのがチームなので」

東スポWEB 2024年9月8日 21時23分

阪神・西勇輝投手(33)が8日のヤクルト戦(神宮)に先発。5回86球を投げて8安打5失点(自責点2)で、6敗目(6勝)を喫した。

2発に泣いた。2回は先頭・オスナの左越え二塁打を許すと、山田に高めのチェンジアップを捉えられ、レフトスタンド中段に飛び込む11号2ランを被弾。

さらに、2点ビハインドの3回に悪夢が待っていた。一死から長岡を平凡なフライに打ち取ったかと思われたが、三塁・佐藤輝が頭にぶつけて落球。さらに、続く村上に四球を選ばれてピンチを拡大すると、沢井のプロ初本塁打となる1号3ランを浴びた。

「自分の投げミスなので。(2回の)2点で終わってたら別になんてないことだった」としながら、「ミスしたらカバーするのがチームなので。僕がとか、(佐藤)テルがとか、(坂本)誠志郎がとかでは決してないし、皆で勝っていくのが大事かなと思います」と振り返った。

それでもここまで20試合に登板し、被本塁打はわずか4本。リーグワーストは12被本塁打となっているだけに、「こういう時期に、こうなってしまったのは反省しなければいけない。ですが、先制のホームランは片手で数えられるぐらいなので。そこまで気にすることでもないかなと思います」と前を向いた。

岡田彰布監督(66)はベテラン右腕の投球について、「ホームランはどうしようもないわ。(2回の)2点じゃ全然大丈夫やのに。あそこ(3回に沢井)も、2球低いの続けたからな」と終始サバサバした様子で語った。

チームは2―5で敗れ、連勝も5でストップ。それでも、上位2チームが黒星を喫したことから球団初の連覇に向け望みをつないだ。

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