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【ソフトバンク】小久保監督も安堵「やり返してくれた」 必死の継投…連敗4でストップ

東スポWEB 2024年9月8日 22時28分

ソフトバンクは8日の西武戦(みずほペイペイ)に3―1で勝利し、連敗を「4」で止めた。2位・日本ハムが敗れたため優勝マジックは2つ減り「13」に。救援陣5人をつぎ込む、まさに〝必死の継投〟で相手の反撃を振り切った。

7日の試合では終盤に救援陣が踏ん張れず逆転負けを喫したが、そのリベンジを果たした。先発した松本晴が6回途中で降板すると、2番手で岩井が登板。1点差で二死一、二塁の緊迫した場面だったが、外崎を左飛に打ち取り危機を脱した。

7回は大山、長谷川の2人がかりの継投で無失点で抑えると、8回は杉山がマウンドへ。二死二塁と7日と同じような場面となり、打席には外崎を迎えた。杉山は左中間に大飛球を放たれたが、これを中堅手・周東が好捕。野手の助けもあってここも無失点で切り抜けると、最後はヘルナンデスが試合を締めた。

試合後、小久保監督は「今日はチームが今年一番勝つというところに関しては一つになっていたような感じですね」と語り、投手陣については「昨日と同じような展開の中で昨日やられた投手がしっかりやり返してくれた」と評価した。

松本裕、藤井など故障者が相次ぐ中で若い投手を勝ちパターンで起用する機会も増えたが、指揮官はこうした状況を踏まえて若手にエールを送った。

「こんな経験(はなかなか)できないと思うので。プレッシャー感じることなくと言っても感じるんでしょうけど。逆に怖いものなしでいってほしんですけどね。今日ぐらいしっかり仕事をすることによって、自信となっていくんじゃないですか」

悪い流れを何とか食い止めたホークス。優勝に向けて若手の奮起に期待がかかる。

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