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【ソフトバンク】2年目・松本晴 チーム救う6回途中1失点「こんな大事な試合を任せてもらって…」

東スポWEB 2024年9月8日 22時32分

ソフトバンク・松本晴投手(23)が8日の西武戦(みずほペイペイ)に先発し、6回途中1失点の好投で今季2勝目を挙げた。

4連敗中の重苦しいチーム状況の中で、2年目左腕が力投を見せた。初回からストライク先行で押していく投球を披露。右打者の内角を突く真っすぐにカーブ、スライダーなどの変化球を交え相手打線を惑わせた。

2回、甲斐に適時二塁打が飛び出し2点を先制。バッテリーを組むベテランの援護に「気持ちが入った」という左腕は直後の3回に3者連続三振を奪うなど圧倒し、流れを相手に渡さなかった。

松本晴は6回途中1失点の力投。起用に見事に応えてみせた。小久保監督は「5回いってくれれば御の字のところで(6回途中まで)。よく投げたと思います」と称賛し、倉野投手コーチも「真っすぐのキレがよく腕も振れていた。自分のペースで投げられていたことがよかった」と好投の要因を分析した。

ここにきて鷹投手陣は離脱者が続出。苦しい状況での起用に松本晴は「こんな大事な試合を任せてもらってうれしい気持ちで投げた」と目を輝かせる。「自分にとってはすごくチャンス」と語る左腕の台頭は首脳陣にとっても大きな力となりそうだ。

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