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吉田正尚 死球欠場から復帰で3打数1安打 チームは敗れて貯金1

東スポWEB 2024年9月9日 12時38分

【米マサチューセッツ州ボストン8日(日本時間9日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は本拠地でのホワイトソックス戦に「5番・DH」で先発出場し、3打数1安打だった。打率2割8分4厘。チームは2―7で敗れた。

今回の3連戦の初戦で左足つま先と背骨にそれぞれ死球を受け、前日の試合は欠場したが、スタメンに復帰した。2回一死無走者は相手先発右腕フレクセンの前に三球三振。最後は縦に大きく割れてワンバウンドのカーブにバットが空を切った。5回先頭は四球。三塁まで進塁したが得点には結びつかなかった。

7回先頭は2番手右腕ベロアのシンカーに差し込まれ左飛に倒れる。

5点を追う9回二死無走者は4番手の右腕アンダーソンと対戦。カウント1―1からの3球目、高めのストレートに詰まったが、「風もあって伸びましたけど」と振り返るライナー性の飛球は右翼手の頭上を越える二塁打。今季17本目の二塁打だ。しかし、3安打を放っていた6番ウォンは空振り三振に倒れ、試合終了となった。

これでプレーオフに出場するワイルドカード圏内に4ゲームで、残り19試合となった。9日(同10日)から本拠地でア・リーグ東地区2位のオリオールズと3連戦、敵地で地区首位のヤンキース4連戦と厳しい戦いが待っている。吉田は「どの相手が来ても、(みんな)同じ気持ちでやっているとは思うが、なかなかね、気持ちと結果というのはいつも同じようにはいかない。みんなで協力しながら、カバーしながらだと思う」と静かに語った。

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