慶大大学院教授の岸博幸氏(61)が9日「X」(旧ツイッター)を更新。立憲民主党の代表選に立候補した4人の主張に疑問の声を上げた。
立憲民主党の代表選は泉健太代表、野田佳彦元首相、枝野幸男前代表、吉田晴美衆議院議員が立候補。小泉進次郎が打ち出した解雇規制の緩和について「「世襲議員が気楽に物を言うな」「昭和の化石みたいな政策」などと批判した。
岸氏は4候補の記者会見を報じた記事を引用した上で「左派の立憲民主が解雇規制緩和に反対するのは分かる。しかし、”世襲議員が言うな”、“昭和の化石みたいな政策”、“欧米のまねを日本に入れても機能しない”という理屈はメチャクチャ」と疑問視。
その上で「ちゃんと理論的に反対しないと、やっぱ立憲民主が政権担うのは無理と確信されるだけでは」と、その姿勢を危惧している。