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韓国代表チャーター機 ファン同乗計画に批判殺到「選手のプライベート売りさばいた」

東スポWEB 2024年9月9日 13時52分

サッカー韓国代表のチャーター機利用をめぐって騒動が起きている。

韓国は5日のパレスチナ戦で、ホームで格下を相手にまさかの0―0に終わった。10日のオマーン戦はアウェーで、選手団は7日にカタール・ドーハ経由で現地入り。この際は定期便を利用して、移動に多くの時間を要したことから現地で批判が高まっていた。

そこで韓国サッカー協会は、10月のアウェー・ヨルダン戦(10日)はチャーター機の利用を決定。しかし、その費用をねん出するために一般のファンやサポーターへ向けてチケットを販売することを発表し、これが騒動となっている。

韓国メディア「MHNスポーツ」は「ヨルダン遠征ではチャーター機を飛ばすがファンの反応は良くない。該当チャーターの機種はA380でファーストクラス12席、ビジネスクラス66席、エコノミークラス417席など計495人を乗せることができる。そこでサッカー協会は公式SNSを通じて、ヨルダンへの遠征試合をともにする〝遠征隊〟を先着100人限定で募集する広告を出した。価格は1人100万ウォン(約10万円、一般席航空料、滞在費、旅行者保険およびビザを含む)で、宿泊は2人で1室を使用することになる」と協会が発表したチャーター機のファン同乗プランを詳しく伝えた。

しかし、選手とファンが同乗することに批判が殺到。同メディアはSNS上に寄せられているファンやサポーターからの声を紹介した。

「本当にカネだけで見ているようだ」「ファンもこういうのは好きではない」「選手たちのプライベートと休む時間を、100万ウォンで売りさばいた」などの意見が出ており「激しい反発意見が噴出して怒っている」と伝えた。

たしかに、決戦に臨む選手たちにとってはチャーター機なのに〝部外者〟が同乗するのは精神的に負担がかかる側面もある。韓国代表のチャーター機がどのような形で飛ぶことになるのか注目だ。

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