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橋下徹氏 元兵庫県副知事の片山安孝氏に不信感「自分の疑惑を消すために、何か一生懸命動いてる」

東スポWEB 2024年9月9日 20時2分

元大阪府知事で弁護士の橋下徹氏が9日、毎日放送「よんチャンTV」に出演し、斎藤元彦兵庫県知事の右腕として働いていた片山安孝元副知事について疑惑の目を向けた。

橋下氏は「斎藤さんも片山(元副知事)さんも百条委員会でハッキリ言ってます。『斎藤政権の転覆だ』と、だから不正の目的なんだと」と切り出し、斎藤政権へのクーデターだと早計に判断し、第三者委員会を設けずに自身らで内部調査を行ったことが間違いだったと指摘した。

3月の会見時に斎藤知事が『ウソ八百』などと職員を批判した件について、橋下氏は「内部調査の段階で、この発言が出るということは、片山副知事もびっくりしたって言ってるんです」とし、続けて「維新のメンバーは『クーデターだから、事実解明、百条委員会でパワハラおねだりの事実が解明してから判断する。大したものは出てこない』というのが、維新の見立て」だったと振り返った。

内部調査の際、告発者への聴取の中で、片山元副知事が「メールで名前が出てきた者は、在職していることは忘れんとってくれよな。A氏を上げよう(昇格)と思っていたが、どうなってもしゃあないな。それはかまへんな」と言っていたとする内容について、橋下氏は不信感を示した。

「疑惑の当事者が、こんなこと(人事権をちらつかせた脅し)を言ったら、(告発者は)誰かは言えないから噂話と言うかもしれない」との見解を示した。

最後に「副知事もね、自分の疑惑を消すために、何か一生懸命動いてるなという感じがしてならない。普通は副知事が、こんなことの調査に乗り出さないです」と疑惑の目を向けていた。

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