立憲民主党の党代表選（２３日投開票）に立候補した枝野幸男前代表、吉田晴美衆院議員、泉健太代表、野田佳彦元首相は９日、党本部でスポーツ紙６紙の共同インタビューに応じた。
今季、世界中の野球ファンを驚かせる歴史的な活躍を見せているドジャース・大谷翔平投手（３０）についての受け止めについて質問すると、４候補はそれぞれ和らいだ表情で答えた。
枝野氏は「日本の選手がメジャーで頑張っているというのを超えてメジャーリーグの長い歴史を代表する選手になっているなという受け止めをしています。すごいなと思っています」とコメントした。
唯一の女性候補である吉田氏は「精神的に強い方だと思います。信頼されている方から裏切られたということがあったのに、全然お顔に出さず、仕事場である球場で全力で戦い、結果を出すのはすごいなと。本当に精神力が強い方なんだと思います」と述べた。
かつて高校球児だった泉氏は「ぼくは２０１８年に（エンゼルスの本拠地）アナハイムに息子と何回か行って、試合を見に行った。その時もすごかったですけども、そこから進化し続けているんで無限の可能性を感じますよね。それでいて謙虚でリスペクト（尊敬）ということを忘れない素晴らしい選手ですね」と語った。
最後に野田氏は「やっぱり、国民の一人として勇気をもらいますね。今日（９日）も４６号のホームランを打ってものすごく元気をもらった。多分、多くの国民もそうですけども、大谷さんから元気をもらっているなと、素晴らしく影響力のあるアスリートだと思います」と称賛した。