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大谷翔平の経済効果を検証 超高額契約+スポンサー収入で1115メートル〝万札タワー〟完成

東スポWEB 2024年9月10日 5時3分

ドジャース・大谷翔平投手(30)が、本物の経済効果をもたらしている。日本の大手企業からも引っ張りダコのスーパースターにより、本拠地のドジャー・スタジアムの外野の外壁広告費だけで650万ドル(約9億3000万円)の収入をもたらしたと米メディアで報じられた。昨季は「50万ドル(約7100万円)」だったというから、実に13倍。大谷は今や各企業にとってまさに〝ドル箱スター〟となっている。

プロレス界のレインメーカーといえばオカダ・カズチカ(36=AEW)だが、昨オフにドジャースと10年総額7億ドル(約1015億円=合意当時)の超高額契約を結んだ大谷もしっかりと利益を還元しているわけだ。

ただ、一般庶民にとっては天文学的な数字ばかりが並んで、はっきり言ってよく分からないのも事実だろう。そこで1万円札で例えてみると、そのすごさが改めて浮き彫りとなってくる。

日本銀行が発券する1万円の紙幣は厚さが約0・1ミリ。積み上げていくと100万円で高さ1センチ、日常的にはあまり目にしない1億円では1メートルとなる。今回、球団にもたらした広告収入にあてはめてみると、昨季は71センチだったものが一気に9・3メートルまで積み上がった格好だ。ビルなどの建物に当てはめると規格にもよるが、およそ3階の高さに相当する。

また、大谷自身のスポンサー収入は今年だけで100億円を超えると伝えられている。ドジャースとの1015億円の契約も含めれば、単純計算で1万円札の高さは東京タワー(333メートル)を軽く超え、東京スカイツリー(634メートル)をも抜き去る。東京を代表する2つの塔を縦に並べても及ばない1115メートルの〝万札タワー〟が完成する。

何はともあれ、投手を封印し、守備に就かないDHで負担が軽減されたことで打撃と走塁に好影響をもたらしている大谷。チームをけん引しながら金の雨を降らせ続ければ、そのうち3776メートルの富士山も超えるかもしれない。

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