米プロバスケットボールＮＢＡレイカーズの八村塁（２６）が、今季スタメンを奪取するために必要なポイントを米メディアが特集した。
八村は昨季大きく飛躍してチームの重要な戦力になる一方で、レイカーズはトレード補強を模索しており放出要員の一人にも挙げられている。
難しい状況下で１０月の開幕に向けて調整を進めている中で、米メディア「ＢＶＭスポーツ」が八村の現状を特集した。
まず昨季の八村を振り返り「平均１３・６得点と素晴らしいシュート率を記録したにもかかわらず、安定した出場時間に苦しんでいる。今季の開幕が近づくにつれ、八村はディフェンスとプレーメイキング能力の向上に焦点を当て、総合的なゲーム性を高めなければならない。彼の得点能力は明らかだが、チームメイト、特にレブロン・ジェームズのようなベテラン選手へのプレッシャーを軽減するために、攻撃性とシュート量を高める必要もある」と指摘した。
そして現状について「八村は、特にジャレッド・バンダービルトと先発の座を争うことになる。チームの原動力は、４人のハイレベルな攻撃選手を中心に構成されている。八村が先発ローテーションでの地位を固めるには、守備力の向上が極めて重要だ。守備スキルを大幅に向上させ、より積極的な得点アプローチを取ることができれば、来シーズンに向けて地位を固め、潜在能力を最大限に発揮できるだろう」とスタメン奪取へ向けてポイントを強調した。
同メディアは八村がスタメンに定着すると期待しており「今季の成功は得点力だけでなく、守備面で進化し、レイカーズにとって重要な資産となる能力にもかかっている」と才能が完全に開花することに注目している。