数々の番組出演がある医師の森田豊氏（６１）が１０日、ブログを更新。パワハラやおねだり疑惑などで追及されている兵庫県・斎藤元彦知事の心理を分析した。
斎藤知事はさまざまな疑惑について、一貫して自身の正当性を主張。あきれる声が出ているが、森田氏は「斎藤知事のように、『自分は間違ってない、失敗していない』と一貫して主張し、周囲からの意見に一切耳を傾けない人は、よく言えば脳の仕組みが個性的、もしかしたら生まれ持った脳の仕組みが一般人と異なるからだと思う」と指摘。
続けて「偏った考え方には家族や身近な人は気づいていて、困っているはずだが、そのことを本人に指摘しても言動がかわることはない」と分析した上で「最近そんな人との接し方で困るという相談や、特に医師や専門職の中にはそんな人がしばしばいると感じる」と、斎藤知事的な思考の人が増えているのでは、との見解を示している。
斎藤知事は今回の疑惑を受け９日、身内ともいえる兵庫県維新の会、県議連の連名による辞職と出直し選挙の申し入れ書を受け取ったが、改めて続投を表明し、周囲を戸惑わせている。