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大谷翔平が2戦連続マルチ安打 24回連続成功で今季47盗塁

東スポWEB 2024年9月10日 14時50分

ドジャースの大谷翔平投手(30)は9日(日本時間10日)に本拠地ロサンゼルスでのカブス戦に「1番・DH」で先発出場し、4打数2安打、1盗塁2得点だった。盗塁を47に伸ばし、前人未到の「50本塁打―50盗塁」へ前進した。打率2割9分2厘。チームは4―10で敗れた。

相手先発は右腕ヘンドリックス。初対戦の4月5日に左中間二塁打と右越え2ランと3打数2安打2打点だった。3点を追う初回先頭はカウント1―2からの5球目、外角のボール球のチェンジアップを当てただけの遊飛だった。

3回二死無走者はストレートの四球。続くベッツの初球を投げる前にけん制を受けて頭から戻るも、2球目にスタートを切ると楽々と二盗に成功した。6試合ぶりの今季47盗塁目で、24回連続成功となった。

5回一死一塁はカウント2―1からの4球目、内角高めのカーブを叩き、打球速度96・9マイル(約160キロ)の痛烈なライナーで中前に運んだ。次打者ベッツの打席でけん制を2度受けて4球目にスタート。タイミングは完全にセーフだったが、ベッツが外角高めのチェンジアップを捉え、中前適時打。中前へ抜ける痛烈なゴロを横目に三塁に進んだ。3番フリーマンが四球で歩いて一死満塁とすると2番手の右腕トンプソンに交代。4番マンシーの中犠飛で2点目のホームを踏んだ。

2―7の7回先頭は3番手の左腕スマイリーの初球、内角のシンカーを強打。打球速度96・5マイル(約155・3キロ)の痛烈なライナーは右中間へ。右翼手のベリンジャーがはじく間に二塁へ進んだ(記録は単打と右翼手の失策)。マルチ安打は2試合連続で今季52度目だ。続くベッツの17号2ランで生還した。

4―8の8回一死一塁は5番手の右腕ミラーと対戦。カウント1―2からの4球目、真ん中低めに落ちるカーブにバットは空を切った。

期待された2戦連発はならなかったが、6試合ぶりの盗塁に成功して「46―47」。残りは18試合で前人未到の偉業に期待は膨らむ。10日(同11日)の相手先発は今永昇太投手(30)。復帰登板となる山本由伸投手(25)との投げ合いも注目されるが、初対決となった4月7日は三振と三邪飛と完敗しており、やり返したいところだ。

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