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キャサリン皇太子妃ががんの「予防化学治療」に成功 がん患者に感動的なメッセージ

東スポWEB 2024年9月10日 15時47分

キャサリン皇太子妃ががんの予防化学治療に成功し、ウィリアム皇太子、3人の子供たちと遊ぶメッセージビデオを公開した。英紙デーリー・メールが9日、報じた。

皇太子妃は先週、9か月間におよぶがんの化学治療に成功し、メリルボーンにある私立ロンドン・クリニックに約10日間入院した後、ウィンザーにある自宅のアデレード・コテージに戻る予定。ウィリアム皇太子は数週間休暇を取り、すべての公務から身を引いて妻の世話をしながらジョージ王子、シャーロット王女、ルイ王子の子供たちの世話をする。

公開された約3分間のビデオではウィリアム皇太子、3人の子供たちとノーフォークの田舎の森で遊ぶ光景や、野原で太陽の光を浴びながら笑顔を見せる皇太子妃の姿が流されている。ビデオは8月に撮影されたものとみられている。

ビデオの中でキャサリン皇太子妃は「がんとの闘いを続けるすべての人々へ。私は常にあなた方と共にあり、肩を並べて手を取り合っています。暗闇から光が生まれます。だからその光を明るく輝かせましょう」と、がん患者とその家族へ感動的なメッセージを送っている。

同時に皇太子妃は「化学療法は終わりましたが、治癒と完全回復への道のりは長く、これからも1日1日を大切に過ごしていかなければなりません。しかし、今後数か月以内に仕事に戻り、可能になったらさらにいくつかの公の活動に参加することを楽しみにしています」と公務への復帰に意欲を見せた。

早ければホワイトホールの戦没者記念碑で11月に毎年行われる戦没者追悼の日曜礼拝に王室一家とともに出席することを目指しているという。また近年、ウェストミンスター寺院で行われる皇太子妃のクリスマスキャロルコンサートは王室行事の定番となっており、皇太子妃はチームとともにこのプロジェクトに取り組み始めているという。1日も早い完全復帰を待ちたいところだ。

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