石破茂氏 自民党総裁選で政策発表「カネのための政治は一切しない」

自民党総裁選（１２日告示、２７日投開票）に立候補した石破茂元幹事長が１０日、国会内で政策発表会見を行った。石破氏は「ルールを守る」「日本を守る」「国民を守る」「地方を守る」「若者・女性の機会を守る」と５つの柱を掲げ、９ページにもわたる政策集を発表した。

「勇気と真心をもって真実を語る」と故・渡辺美智雄氏の言葉に触れ、「謙虚で誠実で、温かく実行力のある自民党をつくる」と力説。「ルールを守る」として、政党のガバナンスを律する政党法の法制化などで、「カネのための政治は一切しない」と信頼回復を第一に訴えた。

会場には１００人以上の記者が集まり、予定していた時間を１時間近くオーバーしての熱弁となった。