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元楽天・安楽智大がメキシコの夜に舞う 10年ぶりLMB制覇で胴上げ投手に

東スポWEB 2024年9月10日 17時48分

安楽がメキシコの夜に舞った。元楽天の安楽智大投手(27)が所属するメキシカンリーグ・ディアブロスが10日のスルタン戦に勝利し、優勝決定戦を4戦全勝でLMB(リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボール)を制覇した。チームの優勝は10年ぶりの快挙。

安楽はこの日の試合で4-2で迎えた9回のマウンドに上がると、二死一、三塁のピンチも最後の打者は二飛に打ち取る好セーブ。ベンチからはナインが飛び出して歓喜の輪が生まれた。

安楽は楽天時代の昨オフに球団内でのパワハラ行為が問題となり自由契約となると、メキシコへと活躍の場を移して現役を続行。言語の異なる地で孤軍奮闘を続けると、移籍1年目ながらチームの優勝に大きく貢献&胴上げ投手にもなる〝逆転ストーリー〟を紡ぎ上げた。

同チームには元DeNAのバウアーも同じく移籍1年目として活躍。他にもアキーノ(元中日)、アマダー(元楽天)など多数の元NPB選手が在籍していたことも一助となったのか。偉業達成に日本のファンからも「正直安樂もバウアーもすごいわ 中2日で壊れないの普通にバグ」「安楽はやったことはダメだし日本にはいられないけどこうやって新天地で居場所見つけて胴上げ投手までに上り詰めのは素直に尊敬する 本当におめでとう」などと驚きと祝福のコメントがSNS上であがっていた。

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