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【阪神】岡田監督 下位打線の奮起に納得顔「そんな今日は中軸が打ってないからな」

東スポWEB 2024年9月10日 23時32分

阪神は10日のDeNA戦(甲子園)に、7―2で快勝。DeNA―広島―ヤクルトと続く聖地での7連戦初戦で白星をつかんだ。采配がズバリとハマった岡田彰布監督(66)は「手応えないよまだまだな」としつつ、「(初戦を)取れたっていうか、そら当たり前や。取りにいってるんやから。勝手にやって勝ったんちゃうんんやから、勝つためにやってるんやから。ここまできたら」と語った。

ここまで打ちあぐねていたDeNA先発・東を6回途中で引きずり下ろすなど、打線が奮起。2―2の同点で迎えた5回には、森下が相手先発・東の127キロのスライダーを捉え、レフトスタンドへ飛び込む勝ち越しの14号ソロを放った。

さらには、1点リードとなった6回無死一塁から木浪、島田が連続バスターを成功させ、近本、中野の適時打で2点を奪取。岡田監督も「だから久しぶりやろ。バスターしてもファウルとかな。ボール球でするからな、失敗するんやから」と振り返った。

流れに乗った猛虎打線は、7回にも代打・渡辺の左翼席に突き刺さる2号ソロと、木浪、島田、近本の連打で2点を追加し、一気に相手を突き放した。指揮官も「下位打線、後ろやからな、おーん。下位打線でああいうふうにつなぐとな、やっぱり点が入るよ。下位打線が役割しっかりしたから点入ったと思うし、そんな今日は中軸が打ってないからな」と納得の表情を見せた。

先発・青柳も5回4安打2失点の粘投で、4月19日の中日戦以来となる今季2勝目をゲット。6回からは継投に入り、桐敷―石井―島本―富田も無失点リレーを披露した。まさに理想通りの勝ち星を上げた岡田虎。2位・広島に0・5ゲーム差と詰め寄り、首位・巨人とも2・5ゲーム差をキープした。逆転ミラクルVに向け、このまま突き進みたいところだ。

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