ボートレース尼崎の「ＢＴＳ京丹後開設９周年記念競走」が１０日に開幕した。
中山翔太（２０＝三重）は初日４Ｒのイン戦を手堅く逃走。８Ｒは５コースからまくり差してバックで鈴木智啓と並走状態となるも２Ｍを先に回って白星を奪取。連勝発進を決めた。
レース後は「このエンジン、やばいですね。いい意味でです」と感嘆の表情を浮かべた。その相棒４０号機は前節で森永淳が出足型に仕上げて準優進出。「ペラはもらったままノーハンマーで行きました。重たさはあるけど、ピット離れ、起こしも悪くなく、ターンで水をつかんで進んでくれる。回り足はめっちゃいいです。直線も少し分がいい。スタートも決めやすい」と回り足を中心に機力に太鼓判を押す。
２０２５年前期適用勝率は１０日現在で６・１０。Ａ級初昇格へ向けて視界良好。強力機とタッグを組む今節、三重期待の若駒が台風の目となる予感だ。