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【ソフトバンク】小久保監督 連勝でM12「意識はしていますけど…全然、安全圏ではないと」

東スポWEB 2024年9月11日 5時8分

ソフトバンクは10日の楽天戦(楽天モバイル)に4―1で勝利し、2連勝。優勝へのマジックは1つ減り「12」となった。

先発・石川は序盤こそ制球に苦しみ、ボール先行になる場面も目立ったものの、尻上がりに調子を上げて相手打線を封じ込めた。7回に打球が右足に直撃するアクシデントで降板したが、今季最長となる6回1/3を投げ1失点と試合を作った。

打線は今季3戦3敗と相性のよくなかった相手先発・古謝を攻略。初回に栗原、近藤の適時打で2点を先制すると、5回には山川に31号2ランが飛び出した。

投打がかみ合っての勝利。試合後、小久保監督は石川について「初回はあんまり自分でも調子よくなかったと思いますけどね。その後修正して良くなったというのは評価できますね」とたたえた。打球が直撃した右足の状態が心配されるが「たぶん大丈夫みたいなこと言っていたんで。元々絶対行きますと言わない子。大丈夫だと思います」とも強調した。

一時は足踏みしたマジックも。ようやく1桁が目前となってきた。指揮官は「意識はしていますよ」と心境を語りながらも「ただ残り19試合で12でしょ。全然、安全圏ではないと思ってやっていますんで」と気を緩める様子は一切ない。

「意識はしていますけど、まだまだ先は長いと思っています」。そう語る小久保監督が見据えているのはリーグ優勝、そして日本一奪回へのVロードだ。

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