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小林鷹之が「チーム・コバタカ」発足 同志と知名度UPの草の根活動

東スポWEB 2024年9月11日 6時13分

自民党総裁選に出馬表明している〝コバホーク〟こと小林鷹之前経済安全保障担当相の陣営が10日、選対本部にあたる「チーム・コバタカ」を発足させた。

小林氏はこの日、都内で政策発表会見を行い、出馬表明から約3週間で北海道から沖縄まで足を運んだと説明。例えば石垣島、能登半島、新潟、愛媛など各地に行って視察等をしてきたという。

小林陣営のある議員は「小泉進次郎氏ならすでに党員の中でも知名度があるから街頭演説でもいいが、小林氏はそうではない。地方を地道に回ってどんな人か知ってもらうことが大事だ」と、まずは顔と人柄を知ってもらう必要があると話した。

この日、発足した「チーム・コバタカ」の〝リーダー〟に松本洋平衆院議員が就任した。松本氏は「小林氏を応援しようと自発的に集まった仲間たちで、ピラミッド型の上意下達というよりは全員参加でやるという意味だ」と、ほかの陣営のように選対本部ではなくチームにした狙いを明かした。

総裁選の選挙管理委員会はお金のかからない総裁選にするべく、ネットでの有料広告の禁止やパンフレットの郵送禁止などいくつかのルールを設けている。小林陣営は外部に選対事務所も設けないといい、「われわれの目指すところとルールがマッチしている」(陣営関係者)。

小林氏はこの日、政策活動費の公開または廃止を含めた自民党改革を訴え、経済政策では「シン・ニッポン創造計画」で地方への投資をすることにより雇用創出と所得向上を目指すとした。また、憲法改正や拉致問題の早期解決にも言及した。

争点の一つとして浮上している選択的夫婦別姓の導入については「社会の合意を丁寧に作っていく必要がある」と慎重な姿勢を示した。

チーム・コバタカの真面目さがどこまで広がるか。

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