秋元康氏プロデュースの１１人組アイドルグループ「ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮ（ホワイトスコーピオン、略称・ホワスピ）」が、１１日に初のＣＤ作品となる初のミニアルバム「Ｃａｕｔｉｏｎ」をリリースした。昨年１２月７日に初のデジタルシングル「眼差しＳｎｉｐｅｒ」でデビューした同グループ。ＭＯＭＯ（モモ＝１８）、ＮＡＴＳＵ（ナツ＝２０）に心境を聞いた。
――デビュー曲を含めてこれまでリリースした５作はすべてデジタルシングル。ミニアルバム「Ｃａｕｔｉｏｎ」は、初のＣＤ作品となる
ＭＯＭＯ リード曲「動く唇」は、ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮらしさを残しながら、葛藤している私たちの姿が表現されていると感じます。初めてのミディアムバラード「心が目を閉じる」は、これまでの私たちの歩みを想像させる曲になっていると思う。皆さんに愛される曲になればうれしいです。
ＮＡＴＳＵ やっぱりＣＤとして形に残るのはすごくうれしい。店頭に並ぶということで、私たちを見つけてもらう一つの機会にもなる。
――約１万人の応募者を集めたオーディション「ＩＤＯＬ ３．０ ＰＲＯＪＥＣＴ」を経て、昨年１０月に結成されたＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮ。グループはどんな存在
ＮＡＴＳＵ すごくパワーをもらうことが本当に多い。メンバーを見ていると、自分も何かしなきゃと、行動しなきゃといい意味での焦りが生まれる。私は振りの覚えが遅いんですけど、ダンス未経験者のＣＨＯＣＯ（チョコ）が横で踊ってる姿を見て自分ももっと練習しなきゃと思うようになりました。ＡＣＥ（エース）やＡＯＩ（アオイ）が朝、ＳＨＯＷＲＯＯＭの配信をしている姿を見ると、私ももっと頑張ってたくさんの人に知ってもらわなきゃと刺激になります。そして、ＭＯＭＯはラジオを頑張っているので。
――ＭＯＭＯさんはＭＢＳラジオ「オレたちゴチャ・まぜっ！～集まれヤンヤン～」（毎週土曜深夜１時３０分）にレギュラー出演中。他のアイドルさんとも共演していて、プレッシャーも？
ＭＯＭＯ 同世代でおしゃべりが上手な子もいたり、グループ外の刺激ももらっています。ＭＣの皆さんはツッコミや回しとかすごい上手にしてくださるので、そういうのをグループで生かせたらなと思って頑張っています。思い返すと、１年前のオーディションではカメラの前に立つなんてしたことがなかったので緊張して、めっちゃ泣いてばかりでした。打ち解けてきて、人と話すのも楽しくなった。そういう面では、ラジオは私にとってすごくいいものなのかなって思います。
――最後に今後の目標を教えてください
ＭＯＭＯ デビュー１年目の新人というくくりだったと思うんですけど、これからは新人という肩書に甘えられなくなる。ＷＨＩＴＥ ＳＣＯＲＰＩＯＮとしてもっと自覚を持ちながら、楽曲を広げていけるように、ファンの皆さんとメンバーと一緒に進んでいけたらなって思っています。
ＮＡＴＳＵ アルバムの数字にはどうしてもとらわれちゃうとは思うんですけど、一人一人とのＣＤの出会いも大切にしたい。聞いてくださる方のことをちゃんと考えて、私たちのＣＤを多くの人に手に取っていただけるように、これから活動を頑張っていきたいなって思っています。
☆ＭＯＭＯ（モモ）２００５年１２月７日生まれ、東京都出身。
☆ＮＡＴＳＵ（ナツ）２００４年７月１６日生まれ、神奈川県出身。