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【びわこボート・GⅠびわこ大賞】馬場貴也 直前にSG制覇「最高の流れで地元記念に行くことができる」

東スポWEB 2024年9月11日 11時8分

ボートレースびわこのGⅠ「開設72周年記念 びわこ大賞」が12日に開幕する。地元エースでV候補筆頭の馬場貴也(40=滋賀)が〝最高の流れ〟で2020年の68回大会以来2回目のVに挑む。

前節のまるがめSGメモリアルでは予選を16位でクリアすると、準優6号艇から展開を突いて白星を奪取しファイナル進出。3号艇となったV戦は〝伝家の宝刀〟とも言える鮮やかなまくり差しで大会連覇&SG5Ⅴを達成。賞金ランクでも堂々の1位に踊り出た。

「まるがめはエンジンが昨年のモデルということもあってペラ調整はまだうまくいきました。また今年のモデルのエンジンでの戦いが続くけど、気持ちを切り替えて頑張りたい。最高の流れで地元記念に行くことができて良かった」と笑みがこぼれた。

今年は決していい流れとは言えなかった。1月にびわこ、2月にとこなめで優勝したものの3~5月は優勝なし。「春先以降はずっと調子が良くなかった。プロペラの調整が合っていませんでしたね」と振り返る。

5月・多摩川SGオールスターで優出(2着)、続く住之江68周年記念でVで勢いに乗ってくるかと思われたが、6月の尼崎グラチャン、7月・大村オーシャンカップとSG戦線で苦戦。7、8月は一般戦を含めて優出なし。

ただメモリアルで予選16位から頂点に駆け上がったように確実に流れを向いてきている。当地は8月のお盆シリーズに出走したばかり。結果は準優敗退も「あの節は調整に関しては最後の方は『こんな感じかな』というのはボヤッとですけど、見つけました。取りあえずそれを試して、という感じです」と調整のヒントはつかんだ。実際に最終日の2走は連勝で締めくくっている。

2020年の当地68周年記念ではGⅠ初Vを飾った。「GⅠ初優勝を地元でできて良かったです。もちろん2度目も狙って行きますよ」。年末のグランプリへ向けてSG制覇の勢いを確かなものにするためにも地元記念2Vを狙う。

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