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お家騒動からついに実刑判決 NHK党の金庫から現金盗んだ元党員に懲役1年8月

東スポWEB 2024年9月11日 13時52分

みんなでつくる党(旧政治家女子48党)のお家騒動に関連し、ついに実刑判決が出る事態となった。

東京地裁は11日、窃盗の罪に問われた政治団体「内部告発者を守る会」代表の斉藤忠行被告に懲役1年8月の実刑判決を言い渡した。

同被告は今年3月に勤務していた会社から金品を盗んで、逮捕されていた中、昨年10月に参院議員会館にあるNHK党の会派室の金庫から現金約27万円を盗んだ疑いでも再逮捕されていた。

同被告はNHKの集金業務を委託されていた会社の元社員で、2021年に集金業務のずさんな実態を告発。同年の衆院北海道2区補選を皮切りにNHK党公認候補で立候補するなど、活動していた。

昨年3月に立花孝志氏と大津綾香氏との間で起きたお家騒動で、同被告は旧政女党から支払われていた月30万円の業務委託費が昨年9月に止まったことで、金策に奔走。党や立花氏の会社の預金通帳のコピーやデータを大津氏側に提供し、みんつく党から業務委託費名目で約70万円の報酬を受け取っていたことや大津氏からのどぐろをごちそうになったことを明かしていたが、通帳をコピーした際に金庫にあった現金を盗んでいたことになる。

立花氏は先月、検察側が同被告に懲役3年を求刑した際に事件の真相を明かし、「大津と私の代表権争いで、お金をもらえなくなったことの意味ではこちら側に責任があるので申し訳ないが、(今後)彼と付き合うことはない」と話していた。

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