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ダルビッシュ有が野茂英雄に並ぶ日米通算201勝 5回1失点で114日ぶり白星

東スポWEB 2024年9月11日 15時47分

パドレスのダルビッシュ有投手(38)が10日(日本時間11日)、敵地でのマリナーズ戦に先発。5回7安打ながら無四球5奪三振で2失点に抑え、5月19日(同20日)のブレーブス戦以来となる今季5勝目を挙げた。これで日米通算201勝となり、メジャー挑戦のパイオニア・野茂英雄に並ぶ歴代2位タイに浮上。歴代1位の黒田博樹の203勝まであと2勝に迫った。

初回は二死から3番・ローリーにスライダーを右翼席へ叩き込まれ、1点を先制された。2回にも先頭のレイリーにソロ本塁打を献上。2イニング連続で被弾し、まさかの立ち上がりとなってしまった。

それでも0―2の3回にタティスが右越えに15号3ランを放ち逆転に成功すると、援護を得たダルビッシュは尻上がりに調子を上げた。3回は連打で無死一、二塁のピンチを背負ったが、150キロ中盤の直球で押すなど後続を仕留めた。

その後は多彩な変化球を駆使し、相手打者に的を絞らせない。4回は二死からポランコに安打を許したが、右翼手のタティスが二塁進塁を阻止する好返球を見せ、ダルビッシュはバックの堅守にも支えながら3イニング連続無失点で切り抜け、勝利投手の権利を持って5回で降板。チームは7―3で勝利し、結局、63球を投げて防御率は3・52となった。

左足の股関節痛のため負傷者リスト入りし、その後、家族に関する個人的な事情で7月は制限リスト入りするなど長期離脱を余儀なくされていた。前回登板した4日(同5日)のタイガース戦では98日ぶりにメジャー復帰したが、3回途中3失点と精彩を欠いていた。

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