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【ストロングスタイル】レジェンド王者・村上和成が船木誠勝との初防衛戦へ護摩祈願「ボコボコにしばき倒す」

東スポWEB 2024年9月11日 18時57分

初代タイガーマスク率いる「ストロングスタイルプロレス」のレジェンド王者、村上和成(50)が船木誠勝(55)の挑戦を受ける初防衛戦(26日、後楽園ホール)へ向けて、東京・江東区にある「成田山 東京別院 深川不動堂」で護摩祈願を行った。

船木戦は2006年に当時所属していた「ビッグマウス・ラウド」で計画されながら流れた〝幻の対決〟。18年たって実現する因縁マッチへ、〝平成のテロリスト〟は成田山新勝寺の東京別院を訪れた。深川不動堂には20年近く通い、護摩祈願も「何百回も」(村上)行っており、今回は燃え盛る炎を前に船木戦の必勝を祈願した。

残暑厳しい中で、村上は30分近く炎を浴びながら精神修養。6月の後楽園大会で人生で初めて獲得したベルトも、炎にかざされた。護摩祈願後の同堂の僧侶による法話では、村上の王座奪取も紹介されて、「己に勝つこと」の重要性を説かれた。

村上は「ここに来ると、心が落ちつくし、ベルトを持ってこられたのは重い。一つプラスアルファしたので、26日にいい意味で輝かせる」と決意を新たにした。さらには「俗にいう『欲』がここに来て出てきた。今一度自分の中でかみ締めた。そういう『欲』は取れた気がする」と、まさかのひと言。故アントニオ猪木さんが率い、初代タイガーがコーチ役だった「UFO(世界格闘技連盟)」でプロレスデビュー。〝平成のテロリスト〟として伝説の「橋本真也駐車場襲撃事件」など、リング内外で卑劣なテロ行為を繰り返してきた男とは思えぬ言葉で、護摩祈願の効果を口にした。

それでも最後は「18年前になくなったカードという以上に、船木さんは僕の中では今まで以上に、腹をすえなければならない相手。失礼ないようにボコボコにしばき倒してやる。僕はやるだけ、のすだけ。あいつのことが一生脳裏から離れないよ、と思わせる戦いをしてやる」と、船木に〝悪夢〟をみさせると明言。狂気に満ちたテロリストの顔に戻って、にやりと笑った。

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