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【新日本】棚橋弘至 小林邦昭さんとの思い出振り返り男泣き「見守っていてください」

東スポWEB 2024年9月11日 19時47分

新日本プロレス11日の仙台大会で、棚橋弘至社長が9日に68歳で死去した〝虎ハンター〟小林邦昭さんを悼んだ。

小林さんは初代タイガーマスクのライバルとして知られ、2000年4月の引退後は新日本道場の管理人を務めた。その一方で長年にわたりがんとの闘病生活を送っていた。この日の大会開始前には所属選手たちが小林さんの追悼セレモニーに出席。棚橋はタイガーマスクとともにリングに上がり、遺影を手に追悼の10カウントゴングを聞いた。

セレモニー後にコメントを出した棚橋は「僕以降の全ての選手は小林さんに本当にいろいろお世話になってまして、みんなそれぞれに小林さんとの思い出、エピソードはあるんじゃないですかね? 本当に優しい方で、レスラーの巡業の大変さだったり、試合の…キツさとかをちゃんと理解してくれて…いつも本当に現役の選手をねぎらう言葉をいっぱいかけてもらって…」と時折言葉に詰まりながら故人との思い出を振り返った。さらに涙声になりながらも「本当に長い間、新日本プロレスに関わっていただいて、盛り上げていただいて、助けてくれてありがとうございました。これからも…新日本プロレスの選手たち…見守っていてください」と感謝の言葉を口にした。

男泣きの棚橋だったが、小林さんの人柄について問われると自然と笑顔が戻った。「維震軍とか反体制が多かったんですけど、本当に純朴な方で、本当になんだろう? やっぱりプロレス界に入るのが早かったからですかね? 本当にピュアなままね…ピュアでしたよ、虎ハンター」と明かしていた。

またこの日の第1試合ではタイガーマスクがタッグマッチで勝利。天国の小林さんにささげるタイガースープレックスホールドで嘉藤匠馬から3カウントを奪うと天を指さし「小林さんの魂を引き継いだこの新日本プロレスのレスラーが、ますます熱い戦いをします! 小林さん、見ていてください!」とマイクアピールした。

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