オリックスの逆転ＣＳ進出がまた厳しくなった。１１日のロッテ戦（京セラドーム）は先発の田嶋が４回を１０安打７失点の大乱調で、２番手の前も中村奨に３ランを浴びるなど５失点。４回にセデーニョの１１号、６回に太田の５号が出たものの、３―１２と大敗し、３位ロッテに７・５ゲーム差と水を開けられた。７敗目を喫して黒星先行となった田嶋は「先発としてゲームを作れなかったことが悔しい」と肩を落とした。
４連覇の夢が消え、奇跡の逆転ＣＳ進出を目指すが、４位楽天に３差、さらに３位ロッテまで７・５差。残り１６試合で絶望的な数字となった。この日はＴ―岡田に続いて安達の今季限りでの引退も発表された。両ベテランの花道を飾るためにも最後の意地を見せたいところだ。