Infoseek 楽天

波紋!やす子マラソンを検証したユーチューバーが5時間早くゴール 企画の限界露呈

東スポWEB 2024年9月12日 5時8分

登録者数約55万人のユーチューバーが日本テレビ系「24時間テレビ」(8月31日~9月1日放送)のマラソンを〝実証実験〟し、ランナーだったタレントのやす子(26)のタイムより5時間以上速くゴールしてみせて波紋を呼んでいる。

ユーチューバーの三納物語は5日、やす子と同じように横浜・日産スタジアムをスタート、東京・両国国技館をゴールとし、歩いたらどれくらい時間がかかるか企画を実施した。「24時間テレビ」ではランナーが毎年、図ったかのように放送終了間際にゴールしており、これに疑いの目を向けて自ら検証したわけだ。

日産スタジアム―国技館間はグーグルマップでは29kmあり、徒歩で6時間51分かかる。やす子は日産スタジアム―国技館間を途中に休憩を挟みつつつ、走ったり歩いたりして14時間11分かけてゴール。当該ユーチューバーも途中に休憩を挟んだものの、走らずに歩きだけでやす子より5時間以上速い、8時間53分でゴールしたのだ。

ただ、やす子と当該ユーチューバーのコースは異なる。また、やす子は日産スタジアム内を30km周回後、国技館を目指して走る〝ハンデ〟はあった。一概に比較できないが、それでも5時間以上タイムは縮まった。

当該ユーチューバーはこの模様を7日、自身のチャンネルで配信。「やす子さんは何も悪くない。番組の制作(演出)の仕方」と番組サイドを皮肉ってみせ、動画は33万回超視聴されている。

ここに「24時間テレビ」のマラソンの〝限界〟があると指摘されている。日テレ関係者は「図ったかのように放送終了間際にゴールする〝演出〟は、とうに視聴者やネットユーザーに見抜かれ、局内でも疑問視されています。マラソンのあり方を抜本的に見直す時期です」と強調した。

この記事の関連ニュース