自民党総裁選（２７日投開票）が１２日に告示され、石破茂元幹事長が自民党本部で出陣式を行い、〝最後の戦い〟への意気込みを語った。
総裁選５度目の挑戦となる石破氏は「総理総裁でなければできない。そう思うからこそ最後の戦いと位置付け必ず勝利を目指す」と決意を語った。「ともに戦おう！ ともに戦い、今さえよければいいのではない。自分たちさえよければいいのではない。新しい日本国のために皆さまとともに戦い必ず勝利します」と呼びかけた。過去最多となる９人が届け出を行い、届け出順位が８番となり「末広がりでいい」と笑顔を見せた。
囲み取材では「ここまで来させていただいた皆さま方のおかげです。これに報いるためにも日本国の将来のためにも、この総裁選挙に必ず勝利する。そんな思いでいっぱいです」と改めて意気込みを語った。また過去最多の９人が立候補したことについて「過去最多っていいことですよね。９人の中でなぜ私を選ぶのか。確信していただくために政策を訴え、一人ひとりの心に届くよう全力を尽くして参ります」と述べた。