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中国人審判を韓国メディアが猛批判「理解できない判定」「イエローカード乱発して混乱」

東スポWEB 2024年9月12日 13時43分

北中米W杯アジア最終予選のオマーン―韓国戦(10日、マスカット)で主審を務めた中国の馬寧審判が、韓国メディアから猛批判を浴びている。

韓国は敵地で3―1と快勝したが、韓国メディアの間では試合内容が物議を醸している。馬主審が韓国に不利な判定を続発させたとして騒動になっているのだ。

韓国紙「スポーツ京郷」は「馬審判は10日、マスカットで開催されたオマーンとの最終予選で、今回も理解できない判定で批判を買った」として詳細をこう続ける。

「試合序盤、オマーン選手たちの荒っぽい体当たりには寛大だったが、突然韓国選手たちにイエローカードを乱発して混乱を加えた。予測しにくい判断は、プレーヤーが競技の運営に適応するのに大きな困難をもたらした。馬審判は前半の終盤にソル・ヨンウとイ・ガンインに相次いでイエローカードを与えた。その後、両選手は積極的に競り合いを繰り広げることが難しくなった」と糾弾した。

さらに「後半のソン・フンミンのPKの状況で、3分を超えるVAR判定の末にキャンセルの決定を下した。この過程で競技の流れが途絶え、選手たちの集中力も乱れる姿が色濃かった。後半のアディショナルタイムは16分を与えたが、VARの読み取り時間や選手負傷の対処時間を考慮しても長すぎた」と猛追及している。

ここまで騒動になっているのは、馬主審と韓国の間に因縁があるからだ。「馬審判と韓国サッカーの〝悪演〟は初めてではない。カタールアジアカップの1次リーグの韓国対バーレーンで、彼は5人の韓国選手にイエローカードを与え、トーナメント段階でチーム運営に支障をきたした。当時、攻撃と守備の中心選手が集中的にカードを受けて、大会後半の戦略に大きな影響を与えた」とズバリ指摘。韓国代表を〝妨害〟しようとする意図があると批判した。

最終予選では今後も韓国の試合に馬審判が割り当てられる可能性があり、両者の遺恨はまだまだ続きそうだ。

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