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【MLB】吉田正尚は4打数2安打 チームは延長10回サヨナラ勝ちでワイルドカードに望み

東スポWEB 2024年9月12日 15時22分

【米マサチューセッツ州ボストン11日(日本時間12日)発】レッドソックスの吉田正尚外野手(31)は本拠地でのオリオールズ戦に「5番・DH」で先発出場し、4打数2安打、1得点だった。打率2割8分7厘。チームは延長10回、4番オニールが30号3ランを放ち、5―3で逆転サヨナラ勝ち。

ネクストバッターズサークルで見守った吉田は「いい景色でした。素晴らしいホームランだった」と笑顔で振り返った。

相手先発は通算7打数3安打の右腕クレマー。「ゾーンで高めに投げて変化球という(配球を)イメージしながら」打席に入ったという。2回、一死無走者はカウント1ストライクからの2球目、スプリットをライナーで右前に運んだ。

1―1の4回先頭はカウント1ストライクからの2球目、外角低めカーブを逆方向へ。角度22度、打球速度100・7マイル(約162キロ)のライナーは左翼フェンスの下部のスコアボードを直撃する二塁打に。マルチ安打は8月28日以来、今季22度目だ。その後、三塁に進み、9番ラファエラの左前適時打で勝ち越しのホームを踏んだ。

「右の(肩が開かずに)ブレーキがかかればしっかりと強く打てる。これが(開いて)流れてしまうと手先(だけによるスイング)になるので」

6回先頭は中飛。2―2の8回一死一、二塁も中飛だった。

チームは延長10回に劇的なサヨナラ勝ちを収め74勝72敗の貯金を2とし、ワイルドカードでのプレーオフ出場に望みをつないだ。

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