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【MLB】歴史的低迷ホワイトソックスのオーナーが声明文「選手、スタッフの継続的な努力を称賛します」

東スポWEB 2024年9月12日 18時7分

メジャーの黒歴史を塗り替えそうな勢いで敗戦を繰り返している最弱軍団・ホワイトソックスのジェリー・ラインスドルフオーナーが11日(日本時間12日)、歴史的な低迷シーズンとなった今季についての声明文を出した。

同オーナーは記者団に宛てた書面でチームに対する思いを吐露。「この組織の誰もが今シーズンの結果に非常に不満を持っている。それは言うまでもないこと」と延べ「今年はファンにとっては非常に苦痛な年でした。私たちは一夜にしてここにたどり着いたわけではありませんし、解決策も一夜にして得られるものではありません」と嘆いた。

チームはここまで147試合を消化して33勝114敗。昨年8月にGMと副社長を解任し、フロント体制して臨んだが、チーム強化にはつながらず「昨年にさかのぼると、私たちは将来の成功のための基盤を構築し始めるのに、難しい決定と変更を加えました」と振り返った。

先月8月にはグリフォル監督も解任してサイズモア監督代行を迎えた。しかし、負け犬根性がしみついたチームには何の変化も見えず、1日(同2日)のメッツ戦に敗れてシーズン107敗の球団記録を更新しても黒星を重ねている。メジャーのワースト記録は1962年メッツの40勝120敗だが、126敗ペースで進んでいる。

「私が感銘を受けたのは、歴史的に困難なシーズンにもかかわらず、選手とスタッフが毎日働き続け、球場にプロフェッショナルな態度をもたらしてきたことです。結果に満足している人はいませんが、私は継続的な努力を称賛します」

オーナーからそうたたえられたナインだが、この日もガーディアンズに4―6で敗戦。今季、実に24度目のスイープを食らった。史上最悪の結末が現実味を帯びてきた。

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