日本代表ＦＷ上田綺世（２６＝フェイエノールト）が、１０日の北中米Ｗ杯アジア２次予選バーレーン戦（リファー）の活躍を皮肉られた。上田はバーレーン戦で先制ＰＫを含む２得点を挙げ、１アシストも記録した。無得点に終わった５日の中国戦のうっ憤を晴らす活躍だった。
そんな結果を受け、オランダメディア「Ｖｏｅｔｂａｌ Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ」は「上田はＷ杯予選で合計８ゴールを決め、孫興民（韓国）、アルモエズ・アリ（カタール）とともに得点ランキングトップだが、フェイエノールトとは、これ以上ないほど対照的だ。今季まだ得点がなく（昨季加入から）公式戦４１試合でわずか５得点にとどまっている」と指摘した。
フェイエノールトでは、メキシコ代表ＦＷサンティアゴ・ヒメネスの控えの立場が昨季から続いており、代表と異なりスタメンの機会は決して多くない。厳しい状況とはいえ、日本代表の１トップとして所属クラブでも十分な結果を出してほしいところだ。