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【スターダム】葉月がワンダー王座取りへ気合 〝遠いけど近い存在〟カイリとの「約束」を果たす

東スポWEB 2024年9月13日 5時4分

女子プロレス「スターダム」の葉月(26)が、王座取りに燃えている。

14日のエディオンアリーナ大阪第1競技場大会でワンダー王者のなつぽい(29)に挑戦する。2016年12月に当時の王者・宝城カイリ(現WWEのカイリ・セイン)に初挑戦してから、今回で6度目の挑戦となる葉月は10日に都内で開かれた調印式で「今回が(挑戦する)最後だと思ってます」と宣言した。

葉月は14年7月にデビューし、19年12月に一度現役を引退。その後、21年10月に復帰すると、コグマとのタッグでゴッデス王座を3度戴冠してきた実力者だ。「8年間思い続けているベルト。1回辞めてスターダムに戻ってきたのも白いベルト(ワンダー)を取りたいから。今回こそベルトと両思いになりたい」

葉月には、もう一つ同王座を巻かなければならない理由がある。それは同王座に初挑戦した時の王者カイリとの約束だ。葉月は「初めてタイトルマッチをやったのがカイリさんで、その時に楽しいって思っちゃったんです。それからあのベルトを意識するようになった。日本に戻ってきた時はフレンドリーに接してくれるし、遠いけど近い存在」と明かす。昨年10月に行ったカイリの壮行試合では6人タッグで対戦した。「『白いベルトを必ず巻いてね』とか『(他の選手に)遠慮しなくていいんだよ』って言われた。その約束も果たさないといけない」と力を込めた。

気になる王座獲得後について「私がカイリさんとの試合で感じたように葉月とベルト戦をして、白いベルトが欲しくなったって思う子が増えたらいいなと思う」と目を輝かせた。葉月が積年の思いを成就させる。

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