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斎藤元彦知事は「レッドカード」「機能不全」 前神奈川県知事がめざまし8で指弾

東スポWEB 2024年9月13日 9時47分

前神奈川県知事で参議院議員の松沢成文氏が13日、フジテレビ系「めざまし8」に出演。パワハラ疑惑で追及されている兵庫県・斎藤元彦氏の進退について持論を展開した。

松沢氏は、斎藤知事に対する苦情や批判の電話に追われ、県職員の業務が停滞しているというニュースについて言及。「今回は知事が県の職員にパワハラをやったと。公益通報制度があるのに、職員を守らなかった、それで自死に追い込んでしまったと。これね、相当知事に対する恨みがたまっていると思いますので、私はこのままいくら彼が頑張っても、辞めていく職員が増えると思います」と斎藤知事が現職であり続ける限りはこのムードが続くと推測した。

その上で「今後人事案件でね、もしこのまま続けるとして副知事をお願いしますって議会に出しても、全部ブロックされます。だからこれはほぼ機能不全ですね」とバッサリ。

松沢氏は斎藤知事が補正予算の成立を目指していることについても、その直後に不信任決議が行われると予想。「イエローカードというよりはレッドカードに近い」と厳しく指摘すると、「まあそこまで行く前に斎藤知事は折れると思います。レッドカードですからね。先どこにも進めなくなるわけで」と分析した。

そして、今後知事選や県議選に18億~34億の支出が必要となる点について松沢氏は、首長と議員を市民が選ぶ二元代表性の前提に触れつつ、「(二元代表制が)失敗した場合は両方とも県民が選んだ訳だから、もう一度選挙をし直して、新しい知事に変えるとか、新しい議会に変えるというルールになっている訳ですね。ここまで兵庫県政が停滞したからには、早くこれだけのことをやってしまった知事には退場していただいて、次の知事を選びなおすというプロセスは必要不可欠なコスト」と主張。早急な立て直しの重要性を訴えていた。

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