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名門リバプールが再び久保建英の獲得に動く〝裏事情〟「商業的パートナーシップの強化」

東スポWEB 2024年9月13日 12時12分

イングランド・プレミアリーグの名門リバプールがスペイン1部レアル・ソシエダードに所属する日本代表MF久保建英(23)の再獲得に乗り出す〝本当の理由〟とは――。

原則8月30日が締め切りだった欧州サッカーの移籍市場でリバプールは久保にオファーを出したと報じられていた。だが、条件面などで合意できなかったとみられており、今季はRソシエダードに残留となったが、名門クラブは来年夏に向けて再び日本人MFに照準を合わせているという。

特に今季限りで契約満了となるエースのエジプト代表FWモハメド・サラー(32)の去就が不透明とあって、右ウイングの不確実性に対処するため、Rソシエダードや日本代表で「顕著な成長を見せている」という久保を早くも〝指名〟した格好だ。しかし、戦力補強以外にも、リバプールが日本人アタッカーにこだわる理由がある。

英メディア「ANFIELD INDEX」は「久保の獲得は右サイドの戦術的ニーズに対処し、アジアでの知名度を高め、若い活力を注入するという複数の戦略的目的を果たす」と指摘するように、日本を中心とするアジア圏でのスカウト活動を有利するとともに「リバプールは南野(拓実=モナコ)の契約後に始まった日本の大手メディア講談社との継続的な契約など商業的パートナーシップを強化することにもなる」と伝えていた。

リバプールのスポンサーには日本航空も名を連ねている中、所属する日本代表MF遠藤航に加えて、知名度の高い久保を獲得することで日本企業のさらなるサポートを期待しているという。名門クラブにとって久保の獲得がピッチ内外の〝戦力増強〟になりそうだ。

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