阪神は１３日、秋山拓巳投手（３３）が今季限りで現役を引退すると発表した。
秋山は愛媛・西条高を経て２００９年のドラフト会議で阪神に４位指名されて入団。高卒１年目から一軍デビューを果たし、プロ初完封を含む４勝を記録。未来のエース候補としてその将来を嘱望された。
その後は長い二軍暮らしを余儀なくされるも、１７年には自己最多となる１２勝をマークし、一軍ローテ投手として復活。２０、２１年シーズンも連続して２桁勝利を挙げ虎の先発陣を支え続けた。
武器は精密無比な制球力。高校時代から「伊予のゴジラ」と呼ばれていた通り、本職は投手でありながら、パワフルな打撃も魅力だった。近日中に引退会見が行われる。