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【センダイガールズ】安納サオリ〝宿敵〟岩田美香に敗れワールド王座から陥落

東スポWEB 2024年9月13日 22時57分

女子プロレス「スターダム」の〝絶対不屈彼女〟安納サオリ(33)が、センダイガールズ(仙女)のワールド王座から陥落した。

13日のV2戦(仙台PIT)では宿敵の岩田美香(28)と対戦。ここ3か月で、シングル王座をかけて戦うのは3度目だ。それぞれへのコールが交錯する中、一進一退の攻防が続いた。

試合が動いたのは10分過ぎだ。コーナーで代わる代わるエルボーを連打すると、王者は〝覚醒モード〟に突入。グロッギー状態の挑戦者を立たせ、延髄斬りから馬乗りエルボーで追撃する。さらにビンタの雨アラレを浴びせると、不敵な笑みを浮かべた。

直後にロコモーション式ジャーマン3連発から飛龍原爆固めとつなぐが、頭部への蹴り、トラースキックで反撃を許す。15分過ぎには岩田から頭部への蹴りをくらい、意識が遠のいた。さらにランニングニーからの後ろ回し蹴りでダウン。最後は無理やり引き起こされ、雷音(変型シットダウン式パイルドライバー)2連発で3カウントを奪われた。

6月22日のスターダム代々木大会ではワンダー王座を奪われ、敵地に乗り込んだ7月15日後楽園大会ではワンダー王座奪還と同時にワールド王座を奪取。だが再び岩田に敗れ、これで通算戦績は1勝2分け2敗となった。

岩田のコスチュームをつかみながら何とか起き上がった安納は、頭部を押さえながらリングを後に。「これからも岩田美香だけを見ておけ!」という王者のマイクアピールを立ち止まって聞くと、意味深な笑みを浮かべて控室に戻った。

ともにアーティスト王座を保持する中野たむとなつぽいは、14日のスターダム大阪大会でそれぞれワールド王座とワンダー王座の防衛戦に臨む。2冠王者トリオは〝崩壊〟したが、中野となつぽいは意地を見せられるか。

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