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【阪神】岡田監督「狙いもクソも…」9月の〝リミッター解除〟で単独2位浮上

東スポWEB 2024年9月13日 23時53分

負けられない試合が続く阪神は13日の広島戦(甲子園)に7―3で勝利し、単独2位に浮上。先発全員安打の13安打で逆転勝利を収めた岡田彰布監督(66)は「全員安打ということは、どっからでも点を取れるということ。そういうのは続けていかないとね」と納得の表情だった。

初回に先発・高橋が先頭・秋山にいきなり二塁打を浴びるなど1失点。ただ、虎将にとっては「そら1点くらい失うよ」と想定内。その後、2回二死満塁から近本の押し出し四球で同点とすると、4回は近本の2点適時打などでリードを拡大していった。近本はこの日、2つの押し出し四球を記録するなど4打点の活躍。これに指揮官は「押し出しはボールを振らんかったいうことやろ。ボール球を見極めているということや」と満足顔だった。

3点リードの7回からは3番手で桐敷を投入。8回までの2イニングを無失点で抑え、試合の流れを渡さなかった。「狙いもクソも勝ちにいっただけですよ。それは。予定通りよ」。

泣いても笑っても残りは13試合。想定内の〝リミッター解除〟で1勝への執念を示した。首位・巨人とは3ゲーム差。立ち位置としては2位だが、先の読めない戦いは続く。岡田監督は「目の前の試合を1つずつ勝っていくだけ」と従来の姿勢を崩さず、前だけを見据えていた。

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