パリ五輪卓球女子団体で銀メダルを獲得した張本美和(16=木下グループ)を、世界ランク1位の中国エースが警戒している。
WTTチャンピオンズ・マカオ大会女子シングルス準々決勝で、世界ランク8位の張本は同6位の陳幸同(中国)に3―1で逆転勝ちし、準決勝進出を決めた。
中国の強豪を撃破し、中国ウェイボー上では「張本美和は本当に強かった」「まだ16歳なんだよね?」と驚きの声が上がった。準決勝では、世界ランク1位でパリ五輪団体、混合ダブルス金メダルの孫穎莎(中国)と対戦する。
中国メディア「捜狐」などによると、孫は張本との対戦が決まったあと、「まず、帰ったらしっかり休みます。明日の準決勝は間違いなく接戦になると思う。張本美和選手と対戦したことがあります。彼女は世界の若手で傑出した存在。技術的にも肉体的にも素晴らしい挑戦になるだろう。明日はどんな結果になっても、私は必ず全力を尽くす」と、張本の実力を評価しつつ、猛警戒した。
16歳の爆発力に注目が集まっている。