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【秋場所】若元春 進撃の先に見据える新春の〝夢オファー〟「しゃべりの自信はないけど…」

東スポWEB 2024年9月14日 6時17分

夢をかなえる! 大相撲秋場所6日目(13日、東京・両国国技館)、三役経験者の幕内若元春(30=荒汐)が関脇阿炎(錣山)を送り出して4勝目(2敗)。取組後は「気合が入っていたし、しっかり立ち合いで当たれている」と納得の表情を浮かべた。

若元春は角界きってのプロレスファン。8月の夏巡業で全国を移動する中でも、同時期に行われていた新日本プロレスのシングルリーグ戦「G1クライマックス」を全試合観戦していた。

その巡業中の取材では「プロレスファンとして、自分の最大の目標は解説席に座ること。ここ3年間、目標に掲げているけど実現できていない。しゃべりの自信はないけど、(プロレス解説者の)ミラノ(コレクションA.T.)さんの解説を聞いて勉強する」と宣言している。

関脇だった今年5月の夏場所で、右足親指を痛めて途中休場。2場所連続負け越し中で三役からも転落したが、今場所は初日から小結大栄翔(追手風)を破るなど復活をアピールしている。

念願の〝解説デビュー〟に近づくためにも、7日目は大関琴桜(佐渡ヶ嶽)との大事な結びの一番。元三役の実力者は「どこで取ろうとやることは変わらない。相手のことだけをしっかり考えて、あとは(自分が)どういう相撲を取るか」と気を引き締めた。

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